おまかせツアー 第12回開催レポート

いくつかランチに行く店をリストアップしていたのですが、どこもいっぱいでした。ネットだけで、比較的すいていて美味しい店を探すのは難しいです。やっぱり足で稼がないといけないんですね。

農作物の直売所ですが、レストランが併設されていたり、トイレがあったり、機能としては道の駅に近いです。「きなぁた」というのは、東濃（美濃地方の東側）の方言で「よく来てくださいました」という意味らしいです。ここで惣菜を買って昼食にしました。カツサンドのカツが1回蒸してから揚げたのかな、と思うくらい柔らかかったです。

外の休憩所。せっかくいい天気だから外でゆっくりしたいけど、直射日光は暑いから、これくらいがちょうどいいと思います。

白狐温泉については、ネットでも情報が錯綜しています。閉館したとかとか、日帰り入浴ならできるとか、調べてもよくわからなかったので、実際に行って聞いてきました。結論は、新白狐温泉は閉館。白狐温泉（今井屋旅館内の温泉）は日帰りで入れるです。

というわけで、今井屋旅館で日帰り入浴（500円）しました。ここ、めちゃめちゃ気持ちいいです。今まで入った東濃の温泉の中では、一番好きです。湯船はこぢんまりしていますが、他にお客さんはいないので完全に独占状態。いかにも穴場スポットという感じなのが嬉しかった。湯加減はちょうどよく、硫黄の匂いがします。シャワーの方が匂いが強かった気がします。汗をかいたせいか、いつもよりのどが渇いて、温泉に入ってる最中から水が飲みたくてしょうがなかったです。そういう成分なのかもしれません。

樹齢1300年の杉の木がある、と聞いて、神明神社に来ました。「神明神社」ってうちの実家の近くにもあるし、全国色んな所にありますね。調べてみると、「神明神社」とは天照大神をまつっているところで、その中のトップが伊勢神宮だそうです。ふむふむ。いずれも同じ性格の神社なんですね。でも、トップがいるということは、ナンバー２以降も優劣があって、神明神社全体の上限関係を表した「神明神社ヒエラルキー」みたいなものも存在するんですかね？（笑）
閑話休題。実際にここの神明神社に足を運ぶまで知らなかったのですが、この場所はもともと、中山道の大湫宿（または大久手宿）だったところです。現在になっても当時の歴史を残すため、建物の保存をしたり、説明書きがいたるところにあったりと、積極的に活動をしています。

丸森邸という建物があります。江戸末期（150年くらい前）に、中山道を歩く人の休憩所となっていた場所です。つい最近修復し、資料館として今年の1月4日にオープンしたそうです。案内をしてくださっている方に、ご丁寧に説明をしていただきました。前の道も当時と同じ道幅と聞いたので、建物の中から外を眺め、前の道を行列が歩いていく様子を想像していました。先日は実際に中山道を歩いている若者（！）が来たそうです。寝袋を持って野宿しながら、江戸時代の道を自分の道で歩いているんだとか。面白い人がいますね。会って話してみたい。

岐阜にいると、中山道という言葉をよく聞きます。東海道、甲州街道など「五街道」の1つで、東京-京都をつなぐ、というくらいは知っていますが、もっと基礎知識があった方が、岐阜の歴史についてより深く理解することができそう。中山道について勉強したほうが良さそうです。

竜吟滝を見に来るつもりが、道を間違えて竜吟湖に来てしまいました。地図で見たら結構大きい湖だと思っていましたが、実際に来てみたらそれほどでもありませんでした。見えない奥の方に続いているのかな？　遠くのレーシングサーキットから、エンジン音が轟きます。迷ったついでに、ずっと先まで車で進んでみましたが、結局行き止まりでした。竜吟の滝に行こうか悩みましたが、めんどくさくなって帰宅（笑）。また次の機会に。