近況報告 チェコワーホリ + 申請の注意点
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前回の続きです。
② 入学までの数か月、チェコ共和国でワーキングホリデー
これについては「ちょっと遊びに行ってきます」というだけで終わりなのですが、書けることは書いておこうと思います。
2014年にオーストラリアへ1年間行ってたあとから、なんとなく「次は英語圏じゃないところに行きたいな」と思う気持ちはありました。 さらになぜか自分の身の回りで、3人くらいが非英語圏の国に長期で行ったのに触発されたのもあると思います。その中の一人が「英語圏の国では英語が喋れて当たり前に思われる。でも第3国に行くと、その国の簡単な言葉がしゃべれるだけで『すごい!わざわざ○○語を勉強してくれてるの?ありがとう!』と感謝されるのが嬉しい」と話していたのも印象に残っています。
また、チェコは2017年に日本とのワーキングホリデーが始まったばかりの国でもあります。 なんとなくイタリアとかフランスのようなメジャーな国よりは、若干マイナーな国に行きたかったです。特にヨーロッパの東のほうは、歴史的にも占領されている時期が長かったなど、イメージとして「陰」な雰囲気があるところに魅力を感じていました(そこまで歴史は詳しくないので、ただのイメージですが)。
いやーそんなことより、チェコのワーホリは、申請がめちゃくちゃ大変でした。 オーストラリアのときは、ネットで必要事項をちゃちゃっと記入して、クレジットカードの番号書いて、ポチッとな、で完了だったのに・・・。
チェコワーホリの申請は、東京にある大使館での申請が必須です。 必要書類もたくさんあって、まず昔作ったパスポートが切れていたから作り直して、次にチェコワーホリの申請書を書いて、その次に銀行に残高証明書を発行してもらい、さらにこれをチェコ語に翻訳して(難関)、あとは犯罪経歴証明書を警察で発行してもらって(そのために有休使って名古屋へ)、さらにそれを外務省に送ってアポスティーユ認証というものをつけて返送してもらって、いよいよ大使館に予約して(予約してもいっぱいで、1か月以上先になった)、大使館から簡単に旅程を英語でA4 1枚程度で教えてほしい連絡がきたから用意して、東京の渋谷にある大使館に足を運んで(台風直撃。山手線停止した)、申請後には保険を申し込んで(これが最難関だった)、やっとビザ付きパスポートを返送してもらったという経緯です。
ネット上にも、実際に申請した人が手順を解説してくれているようなサイトが全くなくて、結構苦労が多かったです。
そんな中でも、大使館の情報などから分かることを書いてくれているサイトがいくつかあったので、とても助けられました。 特に参考にしたのはこちらのサイトです。
2つ目の方は就学ビザ(長期ビザの1つ)の申請方法についての解説ですが、基本的にはワーホリの申請とほとんど同じようです。
上の2つを参考にすればほとんど問題なかったのですが、1つだけ注意点を。
申請書の「29. チェコへの入国予定日」と「30. チェコからの出国予定日」は、余裕を見た日にちを記入してください!!なぜかというと、ここに記載した日にちの期間でビザの承認が下りるからです!!
大使館の記入例には、「予定でいいですので、必ず書いてください」とあるのですが、本当に予定通り書くと、やっぱり入国をちょっと早めたり、出国をちょっと遅めたりすることができなくなります。
オーストラリアのワーホリに行ったときは、「申請から1年以内に入国 → 入国した日から1年間滞在可能」だったのですが、そういう仕組みではないのです。
僕の場合、「だいたいこの日に出国するつもりだけど、少し遅らせるかもな~」と思っていたのですが、それができなくなってしまいました。 なので、ワーホリ期間が終わったら、シェンゲン協定ではない他の国に遊びに行こうと思います。それはそれで楽しみではありますが、当初思ってた予定を少し修正することになってしまいました。
それでは、明日が出発なので、行ってきます。せっかく苦労してビザ申請して、もし入国できなかったら笑うしかないなー。
このホームページの更新は止まりますので、ご了承ください。
追記(帰国後)
チェコワーホリの滞在記を書きました。
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