学生団体と僕

 先日、友人の山梨さんの立ち上げた Chi-Bers という学生団体に参加し、メンバーの一人として携わっていくという旨をここでも書いたのですが、早速運営から外れることになりました。
 活動内容はとても共感できるし、自分も積極的にコミットしていきたいとは思うのですが、入ってみて思ったのは「自分は組織運営が好きではない」ということです。
 他の人が企画したイベントを開催するために毎週集まって事務的な処理をこなしたり、SNSなどをつかってたくさん「いいね!」をもらうように広報したり。
 それはそれで確実に自分の糧になるし、個性的なメンバーも集まっていて面白そうなのですが、それは今の自分がやりたいことではないと感じました。僕はイベントを打ってたくさんの人に呼び掛けるのではなく、目の前にいる少人数に心の底から「いいね!」と言ってほしいです。また、もし自分にやりたいことができたら、Chi-Bers ではなく自分の企画として運営し、必要に応じてメンバーを集める形にしたいです。

 かといって、Chi-Bers と縁が切れるのは本当にもったいない。僕は Chi-Bers の企画でワーキングホリデーでの体験についてプレゼンをしたのですが、もしまたワーホリ関連のイベントを開くなら是非協力したいし、逆に僕が何かやりたいことがあるときは企画を持ち込んで、Chi-Bers の組織力を使わせてもらいたい。また、彼らの企画する毎回のイベントには常連の客として参加させてもらいたい。
 無理を承知でこのようなエゴ全開のお願いをしたところ、山梨さんは「自分の好きなように関わるのが一番だから、柴山くんが”外部協力”のような形で関わりたいなら是非そうしよう」と言ってくれました。

 ワガママなお願いを受け入れてくれたのは本当にうれしかったですが、同時に、僕自身が”外部協力”するのに値する人間にならないといけません。どれくらい時間がかかるか分かりませんが、必ず期待に応えたいと思います。

 これが数日前の出来事。そして昨日、Chi-Bers のイベントに参加者として行ってまいりました。内容はベンチャー企業の社長3名をお呼びし、お酒を飲みながら話を聞こうというもの。今回の企画では、”工学”と”起業”という組み合わせに焦点を当てている点がユニークです。
 印象的な話をたくさん聞くことができて、とても有意義な時間を過ごすことができました。メモ代わりにここに覚えていることを書きたいのですが、特に、僕の関わっているA僑(詳しくはここ)と考え方が逆の部分について書いておきたいと思います。自分にとってはかなり新鮮な話だったので。

●紹介料によってマネタイズするのはやりたくない
 特に大手の人材会社では「紹介料一人いくら」という世界になってしまうため、営業の数字を伸ばすために、その人にとってベストではない選択を強いることになってしまう。それ以外でマネタイズする方法が会社の色に通じるものがある。

●趣味性よりも会社を大きくすることを選んだ
 会社を起こして5年経ち、年商1億円を越えた時、一緒にやっていた友達5人とこれからについて相談した。選択肢は「それぞれ独立する」「今の規模のままやる」「会社を大きくする」の3つ。最初は経営についてすら知らず、趣味のような形で始めた会社だったが、結果的に「会社を大きくする」を選んだ。理由は家族がいるから。彼らを不安にさせたくはないし、子供が大学に通うことになったら学費だけで年間100万円=月8万円かかることになる。
 家族がいる状況でそういった重大な選択を迫られる人の話は生で聞いたことがなかったので、いろいろと考えさせられるものがありました。

●最初から起業がしたくて起業した
 僕の場合は、将来的には「自分のやりたいことをやりたい」という目的があり、あくまで起業は選択肢の一つとして視野に入れているだけ。それ以外の方法で目的が達成されるのならば、別に起業にこだわるつもりはない、というのが今の考えです。
 しかしベンチャー企業の社長のうち、最初から起業を目指しているのが7割以上とのこと。その目的は大きく2つあって
①会社の力に頼るのではなく、自分の実力を社会の中で試してみたい
②収入を自分で決めることができるから、増やそうと思えばサラリーマンよりも収入を増やすことが可能
 僕の中では勝手に 自営業の収入<サラリーマンの収入 というイメージがあったので、②はかなり意外でした。①も②も、すでにキャリアを積んでいる人が自信があるがゆえに至る結論なのかもしれません。

※お酒を飲んでいたので、3名の社長のお話が以上の解釈で正しいのか確証がありません。その点はご理解お願いします。

 いずれも「今までに全くない考えでビックリした!」というような話ではなく、一瞬頭をよぎったことがある意見ではありますが、でも実際に苦労をされたり経験を積んでこられた方から「自分の意見」として生で聞くと、やっぱりズシッと来るものがありました。

 こういうイベントに参加するくらいなので、社長だけでなく参加していた人(千葉大生)も面白い人が多かったです。何人も連絡先交換しました。将来どこかでつながってくるかもと思いつつも、あまり期待しないようにしつつ。

 なかなか濃い時間を過ごすことができました。ありがとうございました(もし関係者が読んでくださっているなら)。

この記事は旧ブログ「ワーホリ中」からの転載です。

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