音楽の周辺情報を楽しむためのサイト

 音楽には2つの楽しみ方がある。① 純粋な字義通りの音楽性 と ② 周辺情報 ― 時代背景やそのアーティストの作風の変遷 ― それら全体像の中で意味を持つ ” 音楽性 “。

 ・・・というのは大雑把な分類かもしれませんが、このような2つの層があるのは間違いではないでしょう。
 2つ目の層、つまり周辺情報を含めた音楽の良さを語っているサイトの中でも、僕が特に好きなものを紹介しようと思います。

俺の好きなアルバムたち

Steely Dan 『Aja』 に「録音オタクの到達点」とコピーをつけているのを見て、このサイトが好きになりました。
僕の好みはジャズファンクと70年代~80年代くらいの洋楽なのですが、そのあたりをドンピシャにカバーしてくれているので、贔屓にしてよく読んでます。ジャズファンクといえば、Baker Brothers というバンドについてそこそこ名前も知られているポジションにあるのだけれど、何しろジャンル自体が非常にニッチなマーケットのため、『ジャズ・ファンク界の大物』といった、どうにも中途半端なポジションと解説しているのは、的確すぎて声を出して笑いました。

ぶらり邦楽途中下車

僕はライブに行くとしても、ドームみたいな大きい所は行かなくて、絶対に収容1000人くらいのライブハウスしか行きません。そのくらいの規模でかなり個性的なことをやっているバンドが好きです。このサイトではそのようなバンドの感想が書かれているのですが、上のサイトと同様に、周辺知識+その音楽への愛 という構造です。そして、音楽を聴いてなんとなく感じるようなこと、例えばその「個性」が聞く人にどんな印象を与えるのかなどを、きっちり言葉で表してくれているので、読んでいてスッキリします。特に cero『My Lost City』に対する「POP→アングラという道筋の王道を示しているのではないか」という感想はポンと膝を打ちました。

ポップの世紀

20世紀全体の音楽…にとどまらず、文学、映画、ドラマなど、網羅的に解説したサイト。大量の本を読み、大量の音楽を聴き、それらを体系的にホームページにまとめ・・・頭の中がどうなってるか見てみたい。
あまりに量が膨大すぎて、とても読み切れません。ですので、僕はこのサイトは辞書的な使い方をしています。名前順に並んでいるページがあるので、好きな人を探して読み、新しい視点を獲得する。
ただし、良くも悪くも”堅い感じ”があります。まずは上の2つのようにライトなバージョンを読んでから、これを読んでさらに進化させるのがいいと思います。

この記事は旧ブログ「ワーホリ中」からの転載です。

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