自己紹介ではゆっくり名乗ろう委員会

更新: 2024-12-17  投稿:
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初対面の人と挨拶するとき…

「はじめまして。〇〇です」

って言われて、聞き取れないこと、多くないですか?

その場では聞こえたふりをして、あとで周りの人に「あの人、名前なんて言ってた?」ってコソッと聞いたことが、これまでに何度もあります。

言う人にとっては既知の情報なので、さらっと言ってしまいがち

こうなりやすい原因の1つは

言う人にとっては当たり前の情報なので、さらっと言ってしまう

ことだと思います。

自分は当然、自分の名前を知っています。

頑張って覚える必要はないですし、何にも難しいことはありません。

それが大事な情報だということを、忘れてしまいがちです。

なので、さらっと流すように言ってしまいます。早口で、大きくない声で。

でも聞く方にとっては、初めて出会う情報なので、もっとハッキリ言ってほしい。

両者でのこういったズレは、結構大きいよなーって思います。

前後の文脈がないので、推測できない

普通の会話の中でも聞き取れないことはよくありますが、前後の文脈で推測可能です。

昨日 ( ? ) に行く途中、 ( ? ) で待ってるときに、前の車に乗ってる子どもがこっちに手を振ってきて、めっちゃかわいかったんだよー。

このように途中で聞き取れないところがあっても、多分「コンビニに行く途中、赤信号で待ってるとき」とかなんだろうなーと想像がつきます。

でも、名前が聞き取れなかったときは、前後の会話からは復元不可能です。完全に迷宮入り。ヒントゼロ。

しかも会話の中で自分の名前をもう1回言うことは基本的にありませんので、チャンスは1回しかありません。

分からないときのダメージが大きい

さっきの例文で、もし「コンビニ」と推測したのが実は間違っていたとしても、大意に影響はありません。そのあとの話の方が大事なので。

でも人の名前って、めっちゃ大事な情報です。聞き取れなかった場合のダメージは大きいです。

間違って呼んだら相手を傷つける可能性があるし、会話の中で自然に名前を言えれば距離を縮めるチャンスにもなる。名前が分からないと、会話をする上では結構不便になります。

おわりに 自分の話は伝わらない前提

自己紹介では、ぜひ自分の名前はゆっくりはっきり丁寧に言いましょう。

自分にとっては当たり前のことでも、相手は知らない / 覚えてない、という前提を持っておくのが大事ですね。

もちろん自己紹介での名前以外でも、同じだと思います。

ついでに書くと、僕はよく行く店で「いつもの」は絶対に言いません。店員さんが絶対に僕の注文するメニューを分かっていたとしても、僕がコーヒーにはミルクがほしいことを絶対に分かっていたとしても、ちゃんと全部言うようにしています。覚えてなくて当たり前。覚えてくれてたらラッキーというつもりです。

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