就活はじめました。

お出かけ

帰国してから目を背けていた就活ですが、とうとう始まってしまいました。

一週間前に。

シューカツなんて、スーツを着た気持ち悪い団体だと思って毛嫌いしてたし、
今まで企業研究なんて全くやってなかいし、(てか企業研究って何?)
「エントリー」と「エントリーシート」の違いを知ったのは、たったの3日前です。

でも、さすがにシューカツしないとヤバいねーってことで、本日、初めて合同説明会なるものに行ってみました。

(ちなみに
エントリー=あなたの会社に興味があります宣言。エントリーをすると、会社説明会などの日程を教えてもらえる
エントリーシート=面接前に提出する書類。これが書類選考になる。

って理解で正しいんですよね? >詳しい人)

行ってみた感想

就活って意外と面白い!!

朝10時。ビッグサイト到着。
今までは Big Site=大きい場所 だと思っていたのですが(そんなに真剣に考えていたわけではないけど)
駅で見つけた英語表記では「Big Sight」と書いてあった。

調べてみると、

「英語表記については、SITE だと普通すぎるので、将来多くの来場者が来てほしいという思いを込め SIGHT の字が当てられ TOKYO BIG SIGHT となった。」(ニコニコ大百科より)

なるほど。たくさんの人が「見る」から「Sight」なのね。

それと、ビッグサイトって初めて来たんですけど

メインの部分って

じゃなくて

なんですね(笑)

受付を済ませ、文系のブースへ。
僕の知り合いの方はご存じかもしれませんが、僕は理系です。工学部です。メーカー志望です。

技術者の卵が欲しい大企業が集まっているところもあったのですが、そこには全く行きませんでした。

いろんな先輩が「合同説明会は行かなくていいよ」と言います。
「あんまり詳しく説明しないから。ちゃんと話が聞きたいなら、その会社の単独説明会に行った方がいい」と。

つまり合同説明会は、”浅く広く”話を聞くのにちょうどいい場所らしい。
というわけで今回は、全く受けるつもりがない分野の企業の話だけを聞いてきました。 こんな機会でもないと、メーカー以外の業界のことについて知るチャンスなんてないでしょうから。

結果大正解!
今まで全く自分と関わりのなかった業界がどうなっているのか、ということについて、それぞれ40分くらい話を聞くことができて、面白かったです。

僕がブースに行ったのは、商社・アパレル・印刷・建築・銀行。 
一番面白かったのは、メーカーとは正反対の位置にあるアパレル!
どこも募集してるのは営業だったのですが、会社の中がどうなっているのか、どんな事業をやっているのかについて説明していました。これが、聞く人を惹きつけるように話すから面白い! どこもプレゼン上手です。

今手元にあるのは、椅子に座りながらテキトーに書いたメモ用紙だけなのですが、このメモをもとに、記憶が残っているうちに聞いた話を書き起こします。そうしないと、メモも記憶もどこかに行ってしまいそうなもので。
書き方はフリースタイルですのでお許しください。

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1社目:サンコーインダストリー(商社)

(1)ねじ商社の役割は、ねじメーカーと製造業の間。製造業者の注文を受けて、倉庫の中から指定されたねじを売る。
(2)月に3200万本売れる
(3)リーマンショックの時は売り上げが激減したものの、黒字経営。その理由は「人間の生活が続く限りものづくりは続き、ものづくりが続く限りねじを必要する人が必ずいるから」
(4)スカイツリーにもねじを売った。が、利益が出るまでタイムラグがあった。
なぜなら、ねじを売った瞬間にお金が入るのではなく、スカイツリーが完成し、テナントが入り、スカイツリーの売上が出てから、会社にお金が入るため。
(5)営業の外勤は週に2~3日。親近感をもってもらうため。

【感想】
(2)について、「これ本当!?」って思った。ねじってそんなにたくさん売れるの?3ヶ月で1億本!?
この数字については、今度ちゃんと調べてみます。
(4)については信じられない。スカイツリーを作ってる会社は、銀行に借金してでもすぐにねじの代金を払うべきじゃないの?利益が出るまで支払いを後回しにできるものなの?会社が倒産したらどうするの?
これについては、知り合いの詳しい人に聞いてみます。

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2社目:Maker’s Shirt 鎌倉 (アパレル)

ここはプレゼンが楽しかったです。腹式呼吸で話してるから遠くてもよく聞こえるし、ジョークを織り交ぜながらの解説は一品でした。

Maker’s Shirt 鎌倉の強み① SPA方式の採用

SPAとは?


商社=全世界にネットワークを持ち、どこで早く安く商品を作れるか教えてくれるところ
メーカー=新商品を開発するところ

これが一般的な流通の仕組み。この中から「商社」と「メーカー」を取っ払ったのがSPA。

つまり、自社ブランドを作り、自分たちで商社・メーカー的な動きもこなす。

Maker’s Shirt 鎌倉は日本で初めてSPA方式を採用。
ちなみに、世界初はGAP。現在この方式を取り入れている有名な会社は、H&MやForever21など。
近所のお弁当屋さんもSPA方式である。

Maker’s Shirt 鎌倉の強み② 低価格・高品質

シャツの原価率(原価の平均値)はおよそ20%。これはアパレル業界の常識。
しかしこの会社のシャツの原価率は60%。
さらに全て日本製。ちなみに、日本に流通している服のうち、日本製のものはおよそ3.5%。

そのため、客は同業者が多い。そのような事情を知っており、この会社のシャツが”買い”であることを知っているため。

【感想】
SPAって今まで知らなかったから簡単に調べてみたが、やっぱりデメリットもある。
例えば、全て自社で管理するためリスクが大きい。全て自分たちで手掛けるため手間がかかるなど。
なんで原価率60%でもやっていけるかについては詳しい説明がなかったが興味のある所。
話をしてくれた人(人事)が日本人離れの明るさで「海外経験あるのかな?」と思っていたら「英語は全く話せない」とのこと。でも、ニューヨーク出張の話で「英語が通じなくてもなんとかなる」という話をしていたのは驚きだった。こういう人は英語ができなくてもやっていけるんだな、と。

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3社目:大日本印刷

ここを見に行った目的は「今は電子書籍の波が来てるけど、印刷業界はどうするんだろう。そして、どうやって就活性にアピールするんだろう」と興味があったから。10%くらい冷やかしの意味もありました。すいません。
しかし見に行くと、冒頭から「本や雑誌を売ってるだけだと勘違いされがちだけど、実際は印刷の技術を応用して幅広いフィールドの事業をカバーしています」とアピール。一本取られました。

フィールド①:電子書籍
出版コンテンツを売っているため、媒体は関係ない
より見やすくするための専用viewerの開発も。

フィールド②:パッケージ
ペットボトルのラベルやお菓子の箱なども。
印刷だけでなく、材料、形状の設計なども。ポテチの袋は、フィルムを重ねて密閉している。

フィールド③:ICチップ
クレカ・SIMカード・SUICAなどのICチップの製造。個人情報が漏れないようなセキュリティ

フィールド④:スマホのディスプレイ
スマホのディスプレイのカラーフィルターの開発。簡単に言うと、フィルターに色が”印刷”されているため、色がついて見える

フィールド⑤:フローリング
本物の木でできたフローリングもあるが、大抵は違う。それを木のように見せるための材質、表面の印刷など。
さらに機能性も備えていなければならない。水、紫外線、強度など。

つまり 印刷会社≠印刷業界 ということです。

また、BtoB なので知り合いの会社が多い。
そのため、お菓子+キャラクターのコラボ商品開発の時などには、それぞれの会社の間の役割も果たす

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そういえば、リポD、タダで配ってたのでもらいました。ありがとうございました。
何本かもらって持って帰ろうと思ったら、その場でフタをあけられてしまうんですね。ケチなことを考えてすいませんでした。

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6社目:三菱UFJ信託銀行

■銀行と信託銀行の違い
銀行が取り扱うのはお金だけだが、信託銀行はお金以外にも取り扱うものがある。

■支度銀行がお金以外に取り扱うもの4つ

①不動産
土地を運用したり、アドバイスをしたりする
例)昔住んでいた家をほったらかしにしているおじいちゃんと、新しく家を建てたい人の仲介

②年金
(あまり説明がなかった)

③証券代行
株配当のシステムをつくる、など。また、上の人たちに経営のアドバイスをすることも。
社長が株主総会で質疑応答をしなければいけないので、その練習

④相続
遺言を書かないと相続できず、その場合は弁護士と戦うことになる。
資格だけではどうにもならないため、相手の気持ちになり、その資産(遺産)の価値を理解することが大事

話をしていた人は相続関連の仕事をしているそうで、その話が聞いていて引き込まれました。
あるお客さんのお宅にお邪魔したとき、柱に削った後を発見。孫の成長の印にしていたとのこと。
さらに、孫との思い出や、その人の人生論を聞く。
その後に、その人が持っているお金を、死後どう分配するかという話になる。もらい泣きしてしまうとのこと。
ただ単に、お客さんの事務手続きのお手伝いに行っているわけではない。

他のとあるお客さんは、子供なしの夫婦。
2人ともシャイで、なかなか話をしなかったため、最初のうちはただお茶をするだけ。
遺言を書かないと相続は出来ないが、そのような人と最初から遺言の話をするべきではない。
次第に心を開いてくれて、思い出のアルバムを見せてくれるようになった。
最終的にわかったことは、その人は5億以上の資産を持っていたこと。
他の会社とは馬が合わず、「他に、私たちに興味を持ってくれる銀行はなかった」と言われ、また泣いてしまった。
子供がいないということは、誰にお金が行くか、それだけ慎重に考えなければいけない、ということである。

話をしてくれた人が営業の経験を踏まえて伝えたいことは
・人にとことん興味を持つ
・どう見られるかより、自分が信じるかが大事
・「このお客様の人生を守り抜く」という覚悟が必要で、自分で何とかしようとする意識があるかが大事

面接で見るのは「その人らしさ」
落ちる人は、だいたい時間内に自分らしさを見せることができない人。
自分の軸と会社の軸が合うかが重要。自分のいいところばかり言うのではなく、弱みも見せてほしい。
と言っていました。

いい話聞いた~。
それと、「証券」ってよく知らないので勉強せねば。ググってみたら「FX」とか「先物」とか難しい単語が並んでました orz

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そんなわけで、意外と就活楽しいです。
まあ、まだ始まったばっかりで、数週間もしないうちにゼーゼー言ってるかもしれません。

でも、そんな毛嫌いするほど悪いものではないことが分かってよかったです。

帰ってきてからラーメン食べに行って、そのことも書こうと思ったんですけど、またの機会にします。

この記事は旧ブログ「ワーホリ中」からの転載です。

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