僕が James Brown に惹きつけられるワケ

オーストラリアにいた時、僕の自炊メニューは
・トマト煮込み
・モスマンカレー
・回鍋肉
・親子丼
のローテーションでした。どれもフライパンに肉と野菜と調味料をぶっこむだけでおいしいご飯のおかずになるから、楽ちんでした。

でも、日本のスーパーではその調味料が売ってない!
仕方なく Kaldi みたいな輸入食品屋に行くのですが、いかんせん高い。でも、他に手に入れる方法がないので、買いました。

モスマンカレーに至っては、売ってない。アマゾンで探しても見つからない!
今はオーストラリアからバックパックに背負って持ってきたのを、大事に大事に使っています。
インド食材店あたりに行けば買えるのかな~。知ってる人がいたら教えてください。

左から、回鍋肉の調味料、モスマンカレーのペースト、ココナッツミルク

↑深い意味はありません(笑)

やっと本題に入ります(ここまでが前フリになっていて、最後に伏線回収する・・・なんてことすらもありません (汗))

James Brown の話です。以下、JBって略します。

自分は2年くらい前まで音楽には全然興味がなかったのでほとんど聞かなかったのですが、JBを聞いてから虜になってしまいました。それから他の色々なミュージシャンの音楽を聴いているのですが、(JBへの思い入れが強すぎるという理由があるとはいえ)彼を超えるミュージシャンに出会えません。
今日は、なぜ僕がJBにそこまで惹きつけられるかを書きたいと思います。(JBに出会うきっかけになった在日ファンクってバンドについても語りたいのですが、また時間のあるときに)。

僕がJBのどこに魅力を感じるのか。

一言でまとめると「音楽であって音楽でないところ」です。

これは音楽に限らず、映画、テレビなどのエンターテイメント全般における僕の好みなのですが、枠の中に収まっているものには魅力を感じません。「音楽」「映画」という言葉には収まりきらず、表に見えている部分の向こう側に、見えないパワーの存在が感じられるものに惹きつけられます。

JBの「表に見えている部分」というのは、、、

例えば歌。もちろんうまいです。文句のつけようがありません。
演奏。言うまでもなく、カッコいいです。
ダンス。楽しいです。目が釘付けになります。

でも、それは核心の部分ではありません。
一番大事なことは、黒人が差別をされて迫害を受けている時代に、一人の黒人が白人の人気も集め、歓声を浴びているということだと思います。
つまり、JBがステージの上で歌って踊っていること自体に意味があるのです。
極端な話、JBが歌わずにそこにいるだけで、圧倒的な力が存在するのです。

僕が初めてJBのライブ映像を見たとき、当時の時代背景を全く知らないにもかかわらず、そういった「見えないパワー」の存在を感じました。
この人、ただ人気者になりたいから歌って踊っている訳じゃない、と。
JBの強い思いが、歌やシャウトやダンスからあふれ出して、ディスプレイを通じて伝わってきました。
歌詞の内容なんてもちろんどうでもいい。Sex Machine とか I Feel Good とか意味のないことを言っていても成立している。むしろ、歌詞に意味がない分、JBの存在が際立ちます。

それまで音楽については耳から入ってくるドレミファソにしか興味が向いていませんでしたが、それだけじゃないということを教わりました。文章と同じように、音楽にも「行間」が存在することを。

気付いたら、JBのCDやDVDを買いあさっている自分がいました。

できればディスプレイを通じてではなく、生で彼の姿を見てみたかったものです。

ちなみに蛇足ながら、僕の好きな在日ファンクというバンドの魅力をちょこっと語らせて下さい。
JBの場合は、歌、演奏、ダンスが上手という部分が「洗練されたエンターテイメント」として入口になっていて、そこから「時代背景」という深い世界につながっている、というのは先ほど触れました。
で、在日ファンクはその「JBの洗練されたエンターテイメント」だけを取り出して、自分流に発展させている部分がとてもユニークです。「音楽を聴いている」って思いを忘れさせてくれて、ただただ楽しさだけが残ります。
最近のJ-POPはどれも「音楽ってこうやればいいんでしょ?」的な思いが透ける見える気がして、みんな同じ曲に聞こえてしまうのですが、在日ファンクはそことは一線を画していると思います。
さらに、JBの時代とは全く時代背景が違うにもかかわらず「JB流」でやっているため、根本的な矛盾が生まれ、それが強烈な個性を生み出していると思います。しかも、それを狙いではなく、本気でやっているところがいい。
「爆弾こわい」「きずをもっともっとつけてほしいの」などと深い意味のない歌詞を歌い上げながら、ハマケン(ボーカル)がステージ上で縦横無尽にダンス&シャウトしている姿を見ると、思わず「お前、何ひとりではしゃいでるんだよwwww」とツッコまずにいられません。その突き抜けてるところがコミカルで、見ていてワクワクするし、愛着が湧くのです。

何も楽器は弾けないし、音楽も全然詳しくない自分ですが、長々と語ってしまいました。

JBについてはCD、DVD一枚一枚書きたいことが山ほどありますし、在日ファンクについてはこれ以外にもたくさん魅力がありますし、この前行ってきたライブの感想も書きたいのですが、キリがなくなるので一旦ここで終わりにします。

以上、ポール・マッカートニーを聞きながら書いた記事でした。

この記事は旧ブログ「ワーホリ中」からの転載です。

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