おまかせツアー 第15回開催レポート

台風21号が近づいており、天気は雨。風も少しあります。
景色は悪くなりそうだけど、いつも混んでいるところは逆にすいていそうな予感です。
今日は選挙ですが、期日前投票で済ませました。

下調べした段階では、いつも行列の店って噂だったけど、実際に行ってみたら並ばずに入れました。台風効果かな？

前にも書いた気がするけど、そばは難しいです。詳しい人は「そば粉の香りが・・・」とか「つゆをなめると甘みと辛みがほどよくて・・・」とかいうのですが、よほど個性のある店でない限り、ぶっちゃけ僕には分かりません。っていうわりには、このツアーでもよくそば屋に行ってるんですけど（笑）
難しくてわからないと言いつつも、おいしかったのは間違いないです。で、そばよりも気になったのが、薬味のわさびでした。わさびといえば「つん」と来るのを期待してしまうのですが、ここは「つん」は弱めです。その代わりすごくまろやかな味わいで、そばの甘みを引き立てていたように思います。静岡でわさびはよく食べてきたけど、これは初めての味でした。

「癒やし」としての温泉ではなく、療養のための温泉です。
ここは放射性ラジウムの含有量が日本でダントツの１番で（が、ネットで統計を調べたけど見つからず）、痛風や腰痛の治癒に効果があるそうです。年配の方だけでなく、故障をしたスポーツ選手も多く訪れると受付の方から聞きました。

放射性ラジウムは少量なら有益な効果がありますが、大量に体内に入ると有害になります。そのため、僕のような療養目的でない人も、決められたルールに沿って入浴しなければなりません。

驚いたのは、２種類のお湯に５分ずつ、合計10分しか浸かっていないのに、それからずっとからだがポカポカしていたことでした。これにはびっくり。
あと、源泉を飲むことができます（1日コップ2杯まで）。匂いをかぐと硫黄の匂いがしますが、恐る恐る飲んでみると、まったくの無味です。匂いと同じような味がするのかと思っていたから、びっくりでした。

こちらも他の観光客は1人もいませんでした。台風が迫る雨と風の中、お城の跡を見に行く人なんて普通いませんよね（笑）
日本国が指定する史跡なのに、駐車場に自分の車がポツリと1台、というのはなんだかシュールな光景で笑えました。

城の周りの地形は、当時のものをそのまま再現しているそうです。
城へ向かう道は崖に作られており、とても急峻な土地です。さらにゴツゴツした大きな岩がむき出しになっており、通り道はかなり狭くなっています。ここに城を作ったのも納得です。でも、なんでこんな高いところにこんな大きな岩があるんだろう？
崩れた石畳の上には鉄板が敷いてあり、「濡れた鉄板はすべりやすいので注意」の標識がありました。なるほど。戦国時代の足軽たちも、この鉄板で足を滑らせていたわけですね。
城のあった頂上は、吹き飛ばされるんじゃないかと思うくらいの突風でした。怖かったのですぐ降りました。

まだ苗木城の歴史については全然調べていないのですが、ざっとネットで検索したら、第7回ツアーで行った郡上八幡城の遠山氏と関係があることがわかりました。最初は全くの知らなかった岐阜の歴史ですが、少しずつ知っていく中で、だんだんとつながりが見えてきて、面白くなってきました。

すやは前も来ましたが、また来てしまいました。前回来たときは、まだ栗きんとんのシーズンじゃなかったんですよね。
ちょっと前に仕事ですやの栗きんとんを差し入れでもらったら美味しかったので、また食べたくなってしまいました。

東濃の方面に来ると、行きの国道19号線は空いてるけど帰りに渋滞、というパターンが多かったので、試しに高速で帰ってみました。所要時間はほぼ1時間ですね。ノンストップで快適でした。