14:39 - 14:49 九合洞窟
縄文時代~弥生時代に住居として利用されていた洞窟です。「見学は自由ですが、事故が起きた場合は自己責任です」という看板が、ワクワクを引き立てます。そういえば最近、縄文ブームが来てますね。国立科学博物館では縄文展が開かれていたし(9/2に終了)、縄文ZINEというフリーペーパーも大人気です。
洞窟の間口は広いものの、足を踏み入れると、思ったより奥は見えません。スマホの懐中電灯を使っても、光は届きません。洞窟は暗い闇に覆われています。
このときは雨が降っていたのですが、さすがに入口付近は天井に雨がつたっているものの、内部は全く濡れていません。地面は土ではなく、硬い岩に覆われています。ここならぺちゃんと寝転がっても汚れません。洞窟のすぐ前には三日月川という、武儀川の支流があります。ここで人が暮らしていたというのには納得です。
15:01 - 15:31 山県市歴史民俗資料館
先ほど訪れた九合洞窟の出土品(土器・陶器など)が保存されている資料館です。そのほかにも、山県市の歴史が紹介されています。
平成に入って行われた市町村合併によって多くの地名が消えました。市町村合併とは、「村」という小さなコミュニティのアイデンティティとの戦いでもあります。この資料館がある「伊自良」という地域も例外ではありません。ここの展示に「山県市」という言葉はほとんど見受けられませんでした。「伊自良の紹介」をテーマにした展示は、ここに住む人たちの地元に対する誇りのようにも感じました。
ものすごく大雑把に言うと、伊自良の歴史は水に左右されてきました。雨の少ない夏は非常に干ばつになることが多く、安定した農業が難しかったようです。その対策として、古代には「雨乞い」という神頼みの方法が中心となり、現在でも伝承されている「十六拍子」という太鼓の演奏が生まれました。近代では現実的な対策として、昭和33年から11年にかけてダムを建造。伊自良湖が生まれました。伊自良湖に水を貯めることで、安定的に村に水を供給することができるようになったとのことです。