50kmツアー 第44回開催レポート

13:12 - 14:11 行基寺

行基寺
もとは天平のはじめころ(730年くらい)に聖武天皇の勅願(ちょくがん・国家鎮護や皇室繁栄を祈願)して建立され、元禄時代(1700年くらい)に再建されたお寺です。明治維新までは一般庶民による参拝は禁止されていたそうですが、今は誰でも参拝することができ、車道や駐車場もきれいに用意されています。
行基寺 手水所
行基寺
お寺の手水所は、竜の口から水が出るデザインになっているのが、なんとも愛らしいです。シンガポールのマーライオンも想像上の生き物ですし(上半身はライオン、下半身は魚)、幻の動物の口から水が湧き出てくるのは、人類みな考えることは同じなのかな、と思ってしまいました。
このお寺の境内にも、梅の木が数本植えられており、キレイな白い花を咲かせていました。
行基寺 庭園
単にお参りだけして帰るのはもったいないので、庭園に行きましょう。行基寺の庭園は「回廊式庭園」という作りになっており、本堂のまわりをぐるりと一周回りながら、全方向で庭園をみることができます。
南から入り、まずは東側へ。狭い廊下を通ります。廊下の木には、黒いニスが上品に塗られています。その黒は、漆のような奥深さがあります。通路は狭く、明かりはないので、まるでトンネルを通って異世界に抜ける道のようです。
廊下を抜けると一転、濃尾平野の広がりが一望できる和室にたどり着きます。
ここは養老山脈の中腹。視界を遮るものはありません。
行基寺 庭園
行基寺 庭園
和室から見える濃尾平野の手前には、飛び石が配置された枯山水が作られています。なんだかリラックスできる眺望で、自然と腰を下ろしてリラックスしてしまいます。
行基寺 庭園
行基寺 庭園
北側に行くと、苔庭があります。夏になると鮮やかな緑色のコケが庭全体を覆うようですが、この時期はコケはそれほど生えていませんでした。それでも、岩を伝って降りる滝は健在です。ときどき「ポン」というししおどしの音がなるのが、小気味いいリズム感を生み出しています。西側は通路になっており、南側に戻って一周完了です。
行基寺はTwitterもやっており(アカウント)、定期的に情報を配信しています。このような小さいお寺は、ホームページを持ってはいるものの、情報が古くて行ってみると違ったということがありがちなので、ときどきアップデートしているだけでも安心感があります。
車移動 20分 + 休憩7分

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