最近プレイしたゲーム8本。感想一気書き

更新: 2023-05-16  投稿:
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先月書いた映画の感想一気書きに続いて、ゲーム編。早速いきましょう。

What Remains of Edith Finch (邦題『フィンチ家の奇妙な屋敷でおきたこと』)

What Remains of Edith Finch
What Remains of Edith Finch

まずはウォーキングシミュレーターを4作いきます。

このゲームの感想を書く前に、「ウォーキングシミュレーター」というゲームジャンルについて説明します。

ウォーキングシミュレーターとは?

※ 僕の言葉での説明です。定義ではありません!

ウォーキングシミュレーターとは、簡単に言うと 物語の主人公になって追体験する といったタイプのゲームです。

大事なのは、体験を重視する点です。ストーリーは概ね決まっていますが、映画のように外側に置かれたカメラから第三者の視点で見るのではなく、あくまで登場人物の視点から見て、その人を操作することで進めていきます。つまり、登場人物が体験したことを、そのままプレイヤーも体験することになります。途中でパズル要素やシューティング要素などが入ることもありますが、それはメインではありません。

(ウォーキングシミュレーターの説明 ここまで)

ウォーキングシミュレーターなので、基本的には主人公の視点で描かれます。しかしそれにとどまらない演出が素晴らしかった。

例えば、夢での出来事も体験できたり、伝え聞いた話を想像するのと現実の景色を重ね合わせたり、読んでいるマンガに動きを加えたり。 単なる「目から見えるもの」だけでは収まらない、1つ上の体験が得られた感じでした。

What Remains of Edith Finch
What Remains of Edith Finch

ストーリーとしては結構悲しいです。

The Vanishing of Ethan Carter

The Vanishing of Ethan Carter
The Vanishing of Ethan Carter

こちらもウォーキング・シミュレーター。ゲーム性としては、前述のフィンチ家とかなり似ています。ストーリーを進めるためのパズルは、やや難しめ(パズルそのものは簡単だが、パズルの存在を見つけるのが難しい)。

最終的なオチは想像がつくんだけど、飾らずに淡々と進める感じが染み渡ります。これはウォーキングシミュレーターの「追体験」ならではだよな、と感じさせる作品。佳作。

Everybody’s Gone to the Rapture

Everybody’s Gone to the Rapture
Everybody’s Gone to the Rapture

上の2つと同じウォーキングシミュレーターのゲームだけど、あんまりおすすめしません。

グラフィックもキレイだし、内容としては悪くないんだけど、操作性が悪すぎる。具体的に言うと、歩くのが遅すぎて、めっちゃストレス。もう一度プレイして余韻に浸ろうと思えません。

このタイプのゲームが好きな人であれば、プレイする価値はあると思います。

Firewatch

ウォーキングシミュレーターとしては、やや異端な作品。でもすごく良かった。

山火事の監視員の仕事をして、だんだんと山での生活に慣れていきながら、顔も知らない近くの監視員とのウィットに富んだ会話を無線で楽しむ物語。

自分が海外に住んでいたとき、到着後の慣れない数週間の体験と重なる点がありました。途中まで1日目、2日目、3日目と進むのが、次が9日目になるところなんて「そうそう」って感じ。

グラフィックが現実みたいなきれいさというより、アニメ風な点が、個人的にはかなり好みだった。

なぜかキャプチャが残ってない!

The Talos Principle

The Talos Principle
The Talos Principle

ここからはパズルゲームです。

Serious Sam シリーズで有名な、クロアチアの Croteam が制作。

パズルゲームとしては、正直言うと特に画期的な要素はありません。古いゲームですが『エッガー・ランド』などと同系列の、アクションパズルゲームです。

このゲームの良い点は、めちゃくちゃ良質なパズルが大量に用意されていること。

どのパズルも、すっきりとした答えが用意されており、ゴリ押しで解くことはありません。パっと見では分からなくても、動かしながら試行錯誤すると糸口がつかめる難易度もちょうどよい。

The Talos Principle
The Talos Principle

このゲームの一番の謎は、Serious Sam というバカ爽快シューティングゲームを作った会社が、なんでこんなに真っ当で硬派なパズルゲームを作ったのか、という点ですね。

LIT : Bend the Light

LIT : Bend the Light
LIT : Bend the Light

光を曲げて、目的地まで送り届けるパズルゲーム。

このゲームで新鮮だったのは ゴリ押しで解く という点でした。

前述の The Talos Principle や 有名な The Portal のように、多くのパズルゲームはすっきり解ける答えが用意されています。例えば「あとちょっと届かない」という場合、だいたいその方法は間違ってて、明らかに届くような方法があるはずです。

しかしこのゲームは「あとちょっと届かない」ときに、頑張ってあとちょっと届くように、ひたすら微調整を繰り返すことで答えにたどり着きます。

ボリュームは多くないですし、パズル自体は普通なので、パズルをとにかくたくさん人にはおすすめします。日本語だと不具合があるので英語推奨。

Her Story

Her Story
Her Story

検索システムを使ってデータベースに登録された断片的なビデオから情報を収集し、真相にたどり着くゲーム。ジャンル分けが難しいけど、一応パズルには入るかな?

アイデアが斬新で面白かったです。ただ途中で飽きてしまって、クリア後にネタバレサイトを見て、やっと真相を知ったという感じ。

真面目に考えても答えに近づけなかったので、全然関係ない単語を入れたら、なんかクリアしてしまった。

Replica

Replica
Replica
Replica 他人のスマホを操作して、情報を盗み出すアドベンチャーゲーム。

短いゲームでサクッと終わります。他のゲームでは得られない、不気味なドキドキ感を味わえます。

全エンドを見ようとすると、結構大変らしい。

おわりに

ほかにもいろいろやったゲームはありますが、今回はこの辺で。

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