フライパンでコーヒー焙煎
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最近コーヒーを自分で焙煎することにハマっています。おいしいし、楽しいし、何よりフライパンさえあれば誰でも簡単にできるので、「これ、面白いよ!」と人に言わずにいられなくなってしまった次第。
きっかけはラジオでコーヒールンバというお笑い芸人(井上陽水の歌ではない)の平岡さんが話をしていたのを聞いたこと。平岡さんはタリーズで3店舗の店長をして売り上げ最高記録を作った、大のコーヒー好きでして、、、
「おいしいコーヒーに苦味はないんですよ。豆の好きじゃない温度でお湯を入れてるから苦味が出るんです。人間と一緒なんですよ」
「焙煎を初めて7分くらいで、豆が”パチパチ”と言ってハゼが始まるんですけど、10分くらい経つと”ピチピチ”になるんですよ。その前後が目安ですね」
という言葉に心をつかまれてしまいました。翌日アマゾンで生豆を購入。
煎る前はこんな色してます。これをフライパンへドーン!(ポップコーンをつくる手網がある人は、そっちの方がいい)
フライパンへドーン
火力は弱火→中火がベストらしいですが、諸説あり。僕の感覚としては、素人レベルなら火力による味の違いは分からないので、テキトーでいいと思います。
僕の場合は家の外へ出て、 チャーハンみたいに放り投げる チャーハンみたいに豆を放り投げながら、息をフーフー吹きかけます。そうすると薄皮が飛んでいきます。
だんだん色が変わってきました
さらに5分経過
さらに5分経過
この豆を自分で挽きます。
僕はこの手巻きミルを買いましたが、ない場合はすり鉢でもOKとのこと。ちなみにこの手巻きミルは1600円でした。焙煎前の豆は安いので、毎日2~3杯コーヒーを飲む人なら半年くらいでミルの分は取り返せると思います。
ペーパードリップ&完成 これをペーパードリップします。フィルターも紙も、どっちも百均で買ったやつ。そして・・・完成!!
やってみると分かりますが、見よう見まねでも意外と失敗しません。初めてでも案外うまく行きます。だってほとんど注意事項がないから、失敗のしようがないですもん(笑)。もちろん「火力はこうした方がいい」とか「フライパンだと中まで均一に火が通りにくいから網の方がいい」とか細かいことで味の違いは生まれますが、僕レベルでは全然分かりません。そんなことよりも、いろいろ頑張った分おいしく感じるからそれだけで十分って感じ。 でも、焙煎の深さと豆を挽くときの粗さは気にすると面白いと思います。これで結構味の違いが生まれるので、意識的になると楽しいです。で、僕の場合はこれ以上深堀はしません。これ以上やりだすとプロの領域になってしまうから、僕は入口の一番楽しい部分だけいただきます(笑)。「へぇ。こんな世界もあるんだ。面白い!」くらいで留めておきます。
そういえば「注意事項がない」と書きましたが、一つだけ。豆は常に振ってください。そうしないと焦げてしまうので。だから結構疲れます。 でも僕がいろいろやった感覚では、フライパンだったら”ときどき”振ればいいと思います。フライパンは網などに比べて熱が伝わりにくいから、ずーっと振ってると全然焙煎が進まずに、時間がかかるんです。だから「ときどき」でいいと思います。あるいは、ヘラでかき混ぜるのがちょうどいいかも。
何はともあれ、是非一度お試しください!