【手相】占いは信じてない。でも見てもらったら面白かった
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興味があって、手相を見てもらったことがあります。
ショッピングセンターにある15分のやつじゃなくて、1時間以上の、結構ガッツリのやつ。
占いを信じてるわけではありませんが、なかなか面白かったです。今回は手相を見てもらって思ったことを書きたいと思います。
ちなみに5年くらい前の話なので、コロナ前です。もしかしたら今は手を触れないなどで事情が違うところもあるかもしれませんが、ご了承ください。
本題の前に、僕の占いに対するスタンス
冒頭に「占いを信じてるわけではない」と書きましたが、もう少し僕のスタンスを書いておきます。
占いは積極的に信じてはいませんが、絶対にないとも思っていません。否定もしません。
科学的に言えば、占いの正しさを立証することはできないと思っています(ポパーの反証可能性が好きなので)。しかし、世の中科学だけで成り立っているわけではありません。なので、占いのような原理が存在するかもしれないとも思っています。
これをかっこよく言うと「ニュートラルな立ち位置」ですが、実際は あんまり深く考えてないって感じですね。
自分の考えの言語化してもらえる
手相を見てもらって一番面白かったのは 「僕の性格ってそういう言葉で説明できるんだ」という発見があったこと です。
占いでは手相を見てもらいながら「たけしさんはこういう人だね」「でもXXのときは◯◯するでしょ」のようなことをいろいろ言ってもらえます。 僕について、様々な言葉で表現してもらえるわけです。
その説明には、そうだなと納得するものもありますが、全然違うなと思うものもありました。
その中で合ってると思うものについて、「なるほど、言われてみればたしかにそうだな」と初めて気づいたものや「知ってはいたけど、そういう説明の仕方もあるのか」といった発見があったのがとても面白かったです。
ちなみに前述のようにスタンスなので、占い師さんの説明が、占いの結果出てきたものなのか、それとも偶然当たっていたのかについて、僕は興味がありません。 当たるか外れるかではなく、当たったものがどういう内容なのかという視点です。
じゃあ、当たったものは何割くらいなのか、という質問になるでしょう。
これは特に数えていませんが、1時間という時間と、安くない料金を払っても、元が取れるくらいの収穫があったと思っています。このあたりは感覚的な話ですが。
手相を見てもらってるから説得力がある
ぴったりの表現が見つかるだけであれば、別に手相を見なくても同じじゃないかと思うかもしれません。例えば、道ですれ違った人に突然「あなたってこういう性格だよね」と言われるのと、状況は同じといえば同じです。
理屈では確かにその通りなのですが、 不思議なことに手相を見てもらうと、説得力が増す のです。
これはある意味で、 儀式の効果 だと思います。同じことを言われても、儀式を踏むことで効果が増すのです。「占い」の時間の中で「手を触られて手相を見てもらう」という状況にあるだけで、コンテキスト(文脈)が違ってくるという感じです。仕事の新プロジェクトで決起会を行うと、その中で仕事の内容について全く語られていないとしてもなんとなくやる気や団結感が高まるのに似ているかもしれません。
このあたりはややスピリチュアル寄りなので人によって考えが大きく異なると思いますが、そういった心理的な効果というのはあると思っています。
おわりに
はまることはなかったけど、面白かったです。ちょっとでも興味がある方にはおすすめ。