見慣れた道は、写真に残そう
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今回は、持論を1つ。
引っ越しなど生活が大きく変わるとき、通勤・通学で毎日通った道をカメラにおさめておこう、という話です。
全然引っ越しシーズンではないのですが、ふと思い出したので。
写真を撮るのは「非日常」
私たちが写真を撮るのは、いわゆる「非日常」のときです。
久しぶりの友だちと会ったとき。
遠くに出かけたとき。
初めての店でご飯を食べたとき。
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記録に残らない「日常」が、人生の90%
しかし、こういった非日常とは対照に、何の変哲もない「日常」が、私たちの人生の大半を占めています。
数え切れないほど通った駅の改札。
よく信号に引っかかって立ち止まった交差点。
お肉が安かった近所のスーパー。
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あと、自分の部屋の写真なんかも、あんまり撮らないですね。
毎日見るような風景は、意外と記録に残さないものです。
撮らなくても後悔はしない。でも、、、
実は、日常の写真を撮らなかったところで、それほど後悔はしません。
だって、そんな面白くない写真、人に見せることないですから。
自分から積極的に見返したくなることも、あまりありません。
しかし、写真の整理なんかとしているときに、旅行の写真とかはたくさん残っているのに、一番よく見た風景がないというのは、なんだか心にぽっかり穴があいた感じがするものです。
ついさっき「自分から見返すことはない」と書いたばっかりでアレですが、
非日常よりも日常の一コマの方が、あとから見たときに感動するもの ですよ。
いつもの風景がいつもの風景でなくなる前に、写真に残すことをおすすめするお話でした。