【職業病】指差し確認は日常にも取り入れるべし
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指差し確認というと、電車の駅員さんのイメージが強いでしょう。
しかしみなさんの日常生活にも、指差し確認を取り入れることをおすすめしたいです。
実際自分は、ほぼ毎日のように指差し確認をしています。
これは以前の機械メーカー勤務の習慣が残っているわけですが、指差し確認の効果が絶大であることを知っているので、あえて続けているのが大きいです。
指差し確認の絶大な効果
初めに、非常に有名なデータを紹介します。
おそらく機械メーカーに勤務したことのある方は、一度は見たことがあるでしょう。
指差し確認でどれだけミスが減るか? を示したデータになります。
このデータによれば、
- 指差し確認だけ → 約3分の1
- 指差し+声 → 約6分の1
となります。かなり減りますね。
声出ししなくても、指差しするだけで効果があると知るだけで、ハードルが下がります。
実践的には、小さく声を出すだけで、頭の中で発声するよりも効果があるように感じます。
日常生活での指差し確認
僕が指差し確認をするのは、朝、家を出る前の持ち物の確認です。
手帳に書いてある持ち物リストを見ながら「お弁当、水筒、財布・・・」と確認するのですが、
小声で「お弁当」と言いながら、右手の人差し指で実際にバッグの中のお弁当を触る。
これをすべての持ち物で行います。
こうすることで、このようなうっかりミスを減らせます。
- お弁当って文字は見たのに、持ったつもりになっていた
- 持っていくつもりで机の上において、そのままだった
毎日の作業って、ルーティン化して機械的に進めるようになるほど、意識を向けることがおろそかになります。
指差し確認をすることで、まるで今回が初めての作業かのように、1つ1つに意識を向けることができます。
おわりに
指差し確認、めっちゃおすすめですよ、というお話でした。
次回、上記のグラフのもととなった論文を、もう少し詳しく見てみます。