総費用414円! 壁掛けマグネットボードの自作方法
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自分で作ったマグネットボードが我ながらなかなか便利で使いやすいので、読んでいる方に共有しようと思います。
総費用414円!
完成品はこちら!
作成の経緯
やることなどを思いついたときには、Evernote や Notion や Google Keep などデジタルで記録する場面が多くなりました。 それでも、アナログ的に紙で見えるようにしておきたい場面というのはあります。
そこで活躍するのが ふせん です。
だいたいパソコンの画面の端などにペタペタとくっつけるケースが多いと思います。
自分も一時期このように貼り付けていました。
しかし ふせんで一番怖いのは、いつのまにか剥がれてしまうというケース です。
剥がれにくいものも売っているのですが、ふせんって意外と安くないんですよね。しかしコストのことを考えて、メモをためらってしまうのはもっとよくない。
また、古いふせんは丸まってしまって、読めなくなることもあります。
そこで、いらない紙を磁石でつっくけられるマグネットボードがほしいと思い、自作することにしました。
作り方
購入するもの
● トタン板 (私の購入時は403円)
一番薄いものでOKです。磁石でくっつけるのが目的なので、0.25mm で十分です。
● 黒い厚紙 (ダイソー 10枚入110円=1枚11円)
100均で売ってます。サイズはA3くらいがいいです。
合計金額は、403円+11円 = 414円 です!
作成手順
トタン板を黒い厚紙で覆って、セロハンテープでくっつけるだけ。
完成!!!
壁につるす場合は、上の部分を余らせて厚紙を貼り、穴あけパンチで穴をあけます。
紙の貼り付けるための磁石は、100均で購入できます。個人的には、高さがあるとつまみやすいのでおすすめ。
記入する紙は、いらないプリント用紙を小さく切って作っています(裏紙の有効活用)。
なぜ黒い紙で覆う??
一応トタン板だけでもマグネットボードとして使えるのですが、黒い紙で覆うこと非常に使いやすくなります。
理由① 鋭利で危ないトタン板の端を隠すため
トタン板を買ったときについてくる付属の紙にも書いてあるのですが、板の端や角は鋭利なので、スパッと切りやすいです。
自分は元機械メーカー勤務なので安全性はかなり気にするのですが、これを素手で触るのは危ないです。板金工場では板金を持つとき、皮の手袋をしないといけません。
危ない場所がむき出しにならないためにも、紙で覆うことをおすすめします。
理由② 目立ちやすさ
写真を見てください。どっちの方が、書いてあることが目立ちますか?
もちろん背景が黒い方ですよね。
白い背景に白い紙が貼り付けてあると「やらなきゃいけない」と思いにくいです。
紙が貼ってあることが目立つようにすることで、「やることが残ってる」と意識に植え付けやすいです。
理由③ 吊り下げ部分を作りやすい
僕は机の前のところにワイヤーネットを用意しているので、S字ブックがあれば何でもひっかけられるようになっています。
トタン板は0.25mmと薄いとはいえ、ドリルで穴を開けられることはできません(挑戦したけど穴があかず、キズだけついた)。
S字フックを通すために吊り下げ部分を紙で作ることができます。
終わりに
今回は仕事などのToDoリストをイメージして書きましたが、親が小学生・中学生くらいの子供にやることを伝えるときにもかなり使えそうですね。何をやるか視覚的に明示することができて、いい方法ではないでしょうか。終わったものから1つ1つ剥がしていくのは、達成感につながりやすいんじゃないかと思います。
ワイヤーネットが近くにないなど、ここに書いた通りにそのまま作るのは難しいかもしれません。 みなさんの机周りの環境に合わせて応用してください。