異業種交流な土日
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この土日はリア充しました!
本当にリア充してる人は、自分のことをリア充してるって言わないと思うのですが、そこをあえて言い切ります!(笑)
まず土曜日は、栃木の茂木へ稲刈りに行ってまいりましたー。
刈った稲を縛って、天日干しにするのです(はぜ掛けというらしい)。
親子で来ていた方がいらっしゃったのですが、僕がそのお子さんと追いかけっこをしていたら、コンクリートでおもいっきり転ばせて、泣かせてしまいました。右ひざを強打したらしい…。申し訳ないし、結構本気で追いかけていた自分が大人げないです…。
お土産にまこもだけという野菜を大量にとって帰って、東京に帰還。 朝7時に東京駅へ行って、日中はド田舎の茂木で稲を縛って、夜に再び東京駅を見上げる。景色の変化があまりに両極端で、映画の中などでタイムスリップする登場人物ってこんな気持ちなのかなぁなどと考えていました。
疲れ果てて家に帰ってバタンキューしましたが、日曜日も早速表参道へ。糸井重里さんのほぼ日刊イトイ新聞が主催する、The Dam Keeper という短編映画の上映会(詳細情報)を見に行ってまいりました。
さすがアカデミー賞のオスカー賞にノミネートされているだけあって、メチャクチャよかったです。まず絵のタッチがクレヨンで書いたかのように優しくて、なんかもうこれだけで「いいもの見たな」って気分になりました。基本的に台詞はなく、最初と最期にちょっとナレーションがあるだけ。ストーリーも非常にシンプル。それだけに物語に感情移入しやすいし、一つ一つの要素を心の中で他のものに重ね合わせて見ていました。なぜかは分かりませんが、村上春樹の「カエルくん、東京を救う」を連想しました。
面白かったのが、キャラクターは全員動物なのですが、主な登場人物が「ブタ」と「キツネ」だったことです。どちらもあまりいいイメージのない動物で、メタファーとして使われるときは大抵「悪の象徴」ですよ。千と千尋の神隠しでもお父さんとお母さんはブタにされてしまうし、キツネといったらそのまんま「騙す人」ですし。それなのになぜ彼らが選ばれたのか。考えてみると面白そうですね。1回見ただけじゃ足りないから、iTunesで英語版が売っているし、買ってしまおうかしら。 全体的に「心温まる」「おっとりする」といった雰囲気の作品ですが、上映したTOBICHIという会場がとてもマッチしていて、映画の世界に入り込んだ気分になりました。木でできた建物に、暖色系の照明。こんな家に住みたい! さらに会場に入るときには、主人公と心だけでなく”体も”一体化できる遊びがあります。オシャレなこと考えるなぁ。
20日までやっているそうなので(残り日数少ないですが)、本当にオススメです。行ける人は是非。料金は100円です。
さて、西千葉に帰ってきたら、カクウチという「みんなで日本酒飲んで楽しく話そうぜ!」っていう集まり(多分)に顔を出してきました。前回の記事で紹介した酒舗にしうらの前です。
1杯500円 or 3杯1000円。そりゃ3杯飲むでしょ! いい感じでゴチャゴチャしてて、楽しい雰囲気です。
普段話をしないような方々から楽しい話を聞くことができて、本当に楽しかったです。銀行で働いている人、音楽業界で働いている人、地方の県庁で働いている人、大手電機メーカーを定年退職した人などなど。特に音楽業界に身を置く人がどのような音楽の聞き方をするのか、という話は面白かったです。
こういうのって「異業種交流」って言うんですかね。僕は異業種交流会には参加したことがない(そもそも”業種”がない)から分かりませんが、なんかそういうのに参加するのって”下心”が見え隠れする感じがちょっとなーって気になります。稲刈りとかこのカクウチといった集まりっていうのは、第一目的は日本酒を飲んで楽しむことだから参加しやすいです。まぁその場合は、異業種交流したいっていう”下心”があるんですけどね。
そんなわけでリア充した土日でした!
明日から学校頑張ります!(泣)