Wordpress から HUGO に乗り換え (2) 理由と経緯

前回 の続き。

ページ表示の高速化　は乗り換えの理由じゃない

HUGO（に限らず SSG 全般）のメリットとしてよく挙げられるのは、読み込みの早さです。

Wordpress はデータベースを読み込む関係で、どうしてもページの表示に２～３秒かかってしまいます。

しかし個人的には、その点はそれほど重視していません。

読み込みに10秒かかるのなら分かりますが、3秒くらいなら待ってもらえると思っています。僕がウェブページを見るときには、2～3秒はかかるものだと思っています。

読み込みが早いほうが Google の評価で有利なので訪問してもらいやすいですが、ページに訪問した人の満足度という点では、0.3秒と3秒では大差ない と思っています。

訪問者の満足度を下げるのは、読み込みが遅いことではなく・・・

それよりも 僕が嫌なのは、画面上に表示される広告ですね。 特にスクロールに追従するやつ。間違って押しちゃったら、戻るのが面倒くさい。あとは「続きを読む」で分割してるやつ。ページ表示回数を増やしたいのが目的らしいですが、読む人にとってはデメリットしかないです。

Wordpress のときは、固定の広告を、かなり下の方に設置していました。それくらいなら許されると思ったので。とりあえず今は設置していません。これからは未定です。それほど収益的な効果があるわけでもないから、やめてもいいかなと思っています。

何でもコントロール下における安心感

Wordpress で一番気持ち悪かったのは、中身がブラックボックスであることでした。

もともと HTML 直打ちをしていた身としては、Wordpress の「仕組みはよくわからないけど、こういう表示になる」というのは、どうしても気持ち悪かったです。

本当のことを言えば、HUGO もちゃんと理解できていない部分はかなりあります。しかし、基本的には HTML を分割して作ったら組み立ててくれる装置、と認識すれば理解できます。本質的には HTML 直打ちと変わりません。なので「分からないことの気持ち悪さ」はほとんどないです。

ホームページは、小さいながらも一国一城の主になれる場所だと思っています。それなのに仕組みがよくわからないのは、心臓を握られているような感じがしてしまうのです。

次は、Wordpress を一回やってよかったことを書きます。