Wordpress から HUGO に乗り換え (3) Wordpress の読みやすさ
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最初は HTML 直打ちでサイトを作成していましたが、その後に Wordpress を経験してよかったと思うことは多いです。
読みやすいデザイン
結局大事なのは文章。見た目は関係ないと、多くの人が言うものです。実際そのとおりだと思います。
しかしどんなことでも、偏った考えはよくありません。
自分はこの言葉にあぐらをかいて、あまりにもテキトーにやりすぎていました。Wordpress は否応無しに分かりやすいデザインになるので、その体験が自分にとっては新鮮でした。
伝えたいところを強調しやすい
上記の「読みやすいデザイン」をもっと具体的に言うと、「ここは絶対に伝えたい!」というところを強調しやすいです。
読み手がざっと見をするときは、このようなハイライトのところに目が行く と思います。
書き手のモチベーションが上がる
ハイライトを使うことには、どのようなメリットがあるのでしょうか。
私の考えでは、読み手よりも書き手のメリットが大きいと思います。
「言いたいことが伝わりやすい」 と思えば、書き手のモチベーションが上がるのです。
ちゃんと読んでくれる人は、ハイライトしているかどうかに関係なく、大事だと思うところを拾ってくれます。でも、そうじゃない人にも、最低限一番言いたいことは届く。そう思うことは、書き手にとっての喜びが大きいです。
HUGO の場合は?
文字の装飾に関して言えば、さすがの HUGO でも、Wordpress ほど簡単にはできません。少し手間は増えます。
しかし HUGO には 独自ショートコード という機能があります。このサイトのハイライトの場合には
font-size: 130%;
background:linear-gradient(transparent 60%, #ffff80 0%);
font-weight: bold;
というコード(CSS)を書いているのですが、
{{< hl-y >}}ここにハイライトしたい文字{{< /hl-y >}}
のように、ハイライトしたい文字を囲めば、適用されるようになっています。
これくらいなら大した手間ではないですね。
おわりに
Wordpress のいい点はたくさんあります。
読み手が分かる部分も、運営者にしか分からない部分も、Wordpress のいいところを取り入れていきたいですね。