映画「ザ・トライブ」見ました

先日、映画「The Tribe」を見て参りました。「全編手話のみ。字幕なし」というのを聞いてビビッと来たので、映画館に直行です。
ネタバレもどうかと思うので感想にとどめますが、あんまり好きじゃないかなー(^^;)
結構過激なシーンがあるので、思わず目を背けたくなるときがたくさんありました。見ちゃいけないものを見てしまったような。できればこういうのは知らないでおきたかった。

でも、見に行ってよかったですね。
自分は今までノホホンと能天気に生きてきたので、人間の心が闇がこれほどまでに深いとは知りませんでした。それも、そういった世界は地球の反対側にあるのではなくて、ふとしたきっかけで目の前に現れるかもしれない。それどころか、それはみんなの心の中に棲んでいて、いつ自分の中のブラックホールに自分自身が飲み込まれてしまうか分からない。
この前「ナニワ金融道」というマンガを読み、「裏には裏のやり方がある」というのを知って怖くなったのですが、それよりも恐ろしかったです。

それと、音響がよかったです。台詞も音楽もないので、身の回りにあふれている音が響きます。車のエンジン音、風の音、コツコツと廊下を歩く足音。あんなに何気ない音に、意識を払ったことなんてなかったですから。

途中からは、彼らが聾唖だということを完全に忘れていました。というか、手話すらあまりなかった。それでも怒りや期待といった感情が伝わってきました。それほど普遍的なものを描いているのだと思います。
それだけにラストシーンはショッキングでした。内容もさることながら、「そうか、彼らには音が聞こえないんだった」と忘れていて。ダブルパンチ食らいました。

ちなみに書いておくと、「少年は愛を欲望した 少女は愛なんか信じていなかった」ってキャッチコピーがあるのですが、あんまり愛は関係ないと思います。どちらかというと、人間の黒い部分に焦点を当てた作品なのだと思いました。
それとも、僕がそう思うのは、本当の愛を知らないから???

あんまりオススメはしませんが、興味のある人はどうぞ。

本当はこれ、本題に入る前の余談として4~5行だけ書くつもりだったのですが、余談には多すぎる量になってしまいました。

俺、こういう映画評論みたいなことし始めちゃうの??
目指せライムスター宇多丸!?笑

この記事は旧ブログ「ワーホリ中」からの転載です。

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