納得してない - 南三陸に行ってきました
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南三陸へ行ってまいりました。2年ぶり3回目です。 東北ボランティアですけど、ボランティアなようでいてボランティアじゃないというか、それについてはまた腰を据えて書くとして。。。
旧南三陸防災対策庁舎
旧大川小学校
今回印象的だったのは、南三陸に移住した人/長期滞在してる人との出会いでした。
もし明日から大学に行かなくていいってことになったら、僕は絶対に南三陸に半年は住みます。南三陸は人を惹きつける魅力がありますし、僕にとって思いの詰まった場所でもあるのです(これも今度詳しく書きたい)。
そのような気持ちがありながらも、実際は「まずは大学を卒業して~」とか「社会経験を積まないと~」とか言ってるんですよね、自分。
「海外に1年間行きたいな」って言う人に対しては「そんなこと言ってると永遠に行けないよ~」とか言っているにもかかわらず、結局は自分もタラレバの話をしていたんです。情けない。
これは今に始まったことではなく、ずっと頭の片隅にあって葛藤していたことではあるのですが、今回は実際に知り合いが現地に住んでいるのを見て、思いが押し寄せてきました。みんな清々しい顔してるんですよ。
今すぐにでもやりたいことは、南三陸に住むこと。そこでおいしいご飯を食べながら、現地で素晴らしい仲間と一緒に暮らしたい。
同時に、やっぱり社会経験は積んでおきたい。何かしらのスキルは身につけたいし、企業や社会全体がどうやってまわっているのかは自分で見てみたい。そのためには 大学卒業→就職 って流れが一番でしょう。
もっと長期的には、海外に住みたい。オーストラリアから帰ってきて、成田~家まで1時間電車に乗っているときに、「あ、一生ココにいたらヤバい」って思って、その瞬間海外に住もうって心に決めました。何年かかるか分からないけど、絶対に実現したい。
他にも挙げればキリがないんですけど、やりたいことが多すぎて、あっちを立てればこっちが立たず。
なんなんでしょうね。この気持ち。歯車が噛み合ってはいるんだけど、ギア比がおかしいからうまく前に進まない感じ。
上手く言えないんですけど、「大学は卒業したい!」とか言ってるのが、言い訳してるみたいですごくイヤなんですよ。果たしてそれが「言い訳」なのか?って問題はあるんですけどね。将来に向けて力をためてるっていうのは確かだから、小学生が宿題をやらずに言い訳するのとは違うと思います。
でも本当の問題点はそこじゃなくて、「それで納得してるの?」ってところだと思います。後になって後悔だけは絶対にしたくないですから。
それで言ったら、正直全然納得してないですよねー。
よくないよくない。これは一回気合を入れなおさなければ。ブログのタイトルをよく見なさい、自分。これを忘れたらダメ。
南三陸からの帰り道に読んだ「アルケミスト-夢を旅した少年」から、自分への戒めに一文引用して締めます。
傷つくのを恐れることは、実際に傷つくよりもつらいものだと、お前の心に言ってやるがよい。夢を追求している時は、心はけっして傷つかない。それは、追求の一瞬一瞬が神との出会いであり、永遠との出会いだからだ
アルケミスト-夢を旅した少年