1日だけのコメ農家体験
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この土日は、とあるお米の農家さんに1日だけお手伝いに行ってきました。結果的には色んな仕事を少しずつ経験させてもらったり、近くの歴史的な名所を案内してもらったり、たっくさんの野菜とパンをお土産に頂いたりと、労働に全く見合わないほどのお礼をいただいてしまいました。

稲刈りは基本的に機械で行うのですが、四隅までは届かないから人力で鎌で刈るわけです。それをお手伝いさせてもらいました。

こちらは家庭菜園。おばあちゃんが一人で全部やって、ご飯を全部賄えているというのだからすごい。柿が旬なので、たくさんなっているのが奥に見えます。

キウイってこんな感じでなるんですね。

この光景がとても衝撃的でした。右の田んぼと見比べると分かると思うのですが、左の田んぼは稲が放置されているためにもう倒れてしまっているのです。こういうお米は乾燥してしまっているので、少なくとも出荷は出来ないとのことです。こうなってしまうのは、農家の人が忙しいのか、サボってるだけなのかは分かりませんが、いずれにしても田んぼのために時間を割いていないということです。人にはそれぞれ事情があるのでその人のことを責める気持ちはないのですが、なんだか稲が力なくダラーンと垂れ下がっている様子が物悲しくて、僕には日本の農業の問題点を象徴しているように見えました。