東北ボランティア参加日記《前半》

お出かけ

南三陸のボランティアへ行ってきましたので、その報告をしたいと思います。過去2回と同じく東北ファミリアのボランティアバスを利用しました。

金曜日の23時15分に品川駅集合。

この日はバス2台体制。1台20人なので、およそ40人が参加しました。普段はバス1台ですが、3連休ということもあり参加者が多かったようです。
バスの運転もボランティアの人がやってくれています。1台につき2人で、休憩をとりながら交互に運転してくださります。

23時30分に品川駅出発。
自分は後ろに座っていた方と仲良くなり、0時の消灯まで話をしていました。その人はカメラの素子の研究をしているとのことで、自分の勉強してる分野に少し近いこともあり、詳しく話を聞くことができました。こういった出会いがあるのも醍醐味の一つです。

バスの中で睡眠をとり、朝6時頃に宮城県石巻市に到着。

まず訪れたのがこの大川小学校。

震災が起きた日に助かったのは児童108名中24名、教職員13名中3名だけという悲劇の舞台となってしまった場所です。
裏山に逃げていれば助かったものの、教職員の判断で三角地帯に逃げたため、移動中に前方から津波に襲われたとのこと。教職員の判断ミスに非難が集まっているそうですが、かといって裏山は急斜面のため、特に低学年の子供は登るのが大変。
校舎に屋上がなかったため、津波が来ているのに気付かなかったのも被害が大きかった原因の一つです。

詳しくはココまたはWiki

次に行ったのは南三陸町の旧防災対策庁舎

その後は東北ファミリアの事務所へ。ここで着替えをしたら、いよいよ班分けをしてボランティア活動へ向かうことになります。僕の仕事はネギ農家のお手伝いになりました。

「え?瓦礫撤去とかそういう仕事じゃないの?」と思われるかもしれませんが、そのような作業はもう終わっています。僕が初めて参加した2年前にはもう終わっていました。その代わり、農林漁業が大きなダメージを食らっているので、その手伝いに入ります。特に漁業の人たちは船が流されてしまいましたから、今は比較的育つのが早いワカメを養殖しています。また震災の後、地元を離れてしまった若者が多いので、どの農家も人手不足が深刻だそうです。

移動の前に、東北ファミリアを運営する鈴木さんから挨拶。
「今回は初参加の方が多く、『私なんかで力になれるのでしょうか』と心配のメールをたくさんいただきましたが、心配無用です。震災から4年もたったのに皆さんが南三陸に来てくれるだけで地元の方々は喜んでくれます。だから、皆さんがここにいる時点でボランティアの80%は完了です。そして、別に『力になろう!』なんて考えなくても大丈夫です。力みすぎるのは怪我をして地元の方々に迷惑をかける原因になりますし、何にもできなかったとしても『なんだ、こんなこともできないのか!』って笑ってもらえればいいんです」
という言葉が印象的でした。

午前9時。バスでそれぞれの持ち場へ移動。

僕の働いたネギ畑

この時期の作業は雑草抜きなので、ひたすら雑草を抜く!抜く!抜く!
オーストラリアで農作業はだいぶ経験したので、それほど大変ではありませんでした。
・・・って言いたいところですが、この日は湿度が半端じゃない…。こんなジメジメした中で農作業するのは初めて。オーストラリアでは40℃越えの日に農作業をしたことがありますが、空気は乾燥してるから、水分さえしっかり取ればそれほど大変ではありませんでした。
久しぶりの農作業なので僕は楽しかったのですが、一緒に活動した他の3人は初参加だったので、「思ってたのと違う」感はあったようです。

休憩時間中に農家の方(アメリカ人!)とお話。
彼はOGAというNPO団体の一員としてここにおり、野菜の栽培を通して地域産業の活性化させることを目的としているそうです。震災の一週間後にはこの場所へ移り、活動を始めたというお話を聞くことができました。

午後3時。作業終了。バスに乗って事務所へ戻ります。この後は待ちに待った温泉です!

東北ボランティア参加日記後半へ続く

この記事は旧ブログ「ワーホリ中」からの転載です。

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