【祝・Kindle本出版】発売直後の感想とブログとの違い
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最近ちょくちょく聞く「Amazon で自分の本を出版」をやってみました。
まだ1冊目を発売した直後なので、利益の話は全くないのですが、結構面白かったので、メモがてらいろいろ感想を書いてみます。
正式名称は Kindle Direct Publishing。以下「KDP」と略します。
とにかく簡単
最初の感想は「とにかく簡単」です。めっちゃラク。
だって、ほとんど Word で文章書くだけなんですもの。
他にも、アカウントいじって(買い物用アカウントを KDP にも使えるようにするだけ)、表紙作る(Canvaすげー)とかはあるけど、大きな手間ではないです。
多分、ブログより簡単です。ドメイン取って、レンタルサーバー契約してとかしなくていいから。もはやホームページ持たずに、KDPしかやってないって人が出てきても、おかしくないと思いました。というか、多分すでにいる。
初期投資はゼロなので「自費出版」ですらありません。時間はかかるけどね。
分量を気にしなくて良い = 自由に書ける
僕がとても新鮮だったのは、ブログとは全然違う意識で臨めることでした。
具体的には コンパクトにまとめようとしなくていい という点です。ここがすごく新鮮だし、やりやすかったです。
ブログの場合、検索して見つけてくれた人が、ぱっと見て、ぱっと情報を取って、ぱっと帰ることを想定しています。なので、結論は先に書くし、どこが大事かひと目でわかるように意識します。
これは情報を伝える点では重要ですが ブログでは自由に書けない という足かせにもなります。
一方で KDP の場合、別に長くなってもいいわけです。もちろん、無駄に長いことは避けないといけません。推敲のときに削るものは削るという点では、ブログと一緒です。
しかし、コンパクトにしようという意識を持つ必要がないだけで、とてものびのびできる感じがしました。
僕の場合、文章が冗長になったり、本筋からズレる話をしようとしがちです。それが、ブログの場合には欠点にしかならないので、そういう自分に罪悪感を覚えてしまいます。しかし、本の場合にはそれなりの文章量が望まれているので、むしろ歓迎すべき点に変わります。ここが、書いている最中のメンタルでの違いでした。
おわりに
ブログでは自由に書けないと言いましたが、今回は割と適当に書いてみました。
やっぱり、気軽に書けるのはブログの特徴ですね。これくらいの思いついたことをつらつらと書くにはちょうどいい。
この内容を本にして、もっと分量を増やすのは厳しいですねー。もう書くことないっす。
自分なりの使い分け方を模索しようかと思います。